薩摩の誉おいらが、焼酎に望むのは、安さです。 たとえば、500mlのビール(アル度5%)が300円ならば、1.8リットル(アル度25度)の焼酎に換算するといくらなのでしょう? アルコール1CCあたりの値段で比較すると、ビールは、12円です。 ということは、ビール並の焼酎の値段は、1,800×0.25×12=5,400円! 結構なお値段までの焼酎が買えます、というか、ビールが高すぎるのかもしれませんね。 逆に、一升瓶1,800円で買えるレギュラー酒の焼酎(25度)のアルコール1CCの値段はというと‥(いかん、算数は苦手だ) 1,800円÷(1,800×0.25)=4円です。 ビールの3分の1です。 発泡酒や第3のビールなら、2分の1ぐらいでしょうか。 ですから、酔っ払うためには、焼酎がお安いのです。 しかも、その焼酎が美味しければ言うことありません。 ということで、おいらは、この安い焼酎、特にレギュラー酒の発掘に力を入れております(プレミアム焼酎に縁遠いだけです‥)。 おいらの評価で個人的においしいなぁ、と思って、昨年抜擢したのは、あくねの華。 ☆☆☆☆☆つけちゃいました。 白豊を原料に使っているようです。 で、また、いいなぁ、と思える焼酎が、この「薩摩の誉」です。 教科書にも出ていませんねぇ。この薩摩の誉。 大山甚七商店の商品です。 これは、白麹。 黒麹も発売されているようです。 この焼酎は、白麹の良さがとってもよく出ています。 ふくよかさ、甘さ、いいですねぇ。 貯蔵も、かめ壷仕込みとありますから、」一次か、二次仕込みのどちらかに、かめ壷を使っているのでしょうね。 いわゆるプレミアム焼酎にあるような、複雑系の味、おいらが言うところの藁系の味やあと味はないのですが、とっても飲みやすい焼酎です。 そして、値段がリーズナブル。 庶民のお酒ですね。 きらら三○九で、ひどい評価をしてしまった大山甚七商店さんですが、やはり、レギュラー酒は違いますね。 評価は、☆☆☆☆★、ちょっと甘い評価でしょうか。 【製造元:(有)大山甚七商店】 【原料:さつまいも(黄金千貫)】 【麹:米麹(白麹)】 【蒸留:たぶん常圧蒸留】 【アル度:25度】 ↓薩摩の誉が1,620円です。 薩摩の誉 ↓黒麹もあります。 薩摩の誉黒 25度 1800ml |